Pennant Lab

解説記事

優勝確率をどう計算しているのか、マジックナンバーやクライマックスシリーズはどういう仕組みなのか。 Pennant Labを運営している私が、自分の言葉でひとつずつ書いています。数字の裏側を知ると、 ペナントレースの見え方が少し変わるはずです。

仕組み

Eloレーティングってなに? ― 野球の強さを、ひとつの数字で表す

Pennant Labの予測の土台にあるEloレーティングを、数式を使わずに説明します。順位表と何が違うのか、なぜ「番狂わせ」で数字が大きく動くのかを、私が腑に落ちた順番で。

優勝確率52%は、どうやって出しているのか ― モンテカルロという力技

「確率ってどう計算してるの?」という質問への答え。残りシーズンを何万回もシミュレーションして数える、モンテカルロ法の考え方を、力技だけど王道という話まで含めて説明します。

優勝確率90%を、どう受け止めるか

確率を出している本人が「90%=確定ではない」と念を押す記事。降水確率のたとえ、ゲーム差との違い、そして確率は安心の道具ではなく「今どれだけ際どいか」を測る道具だという話。

DER(守備効率)とは ― なぜ守備を予測に入れたのか

DER=インプレー打球をどれだけアウトにできたか。防御率に隠れた守備の貢献を予測に織り込んだ経緯と、あえて効果を弱めに入れている理由、そして「数字を足すほど良いわけではない」という教訓。

予測はどれだけ当たるのか ― 10年分で検証した、正直な話

予測サイトとして最も大事にしていること=当たり外れを自分で検証して公開すること。10年8千試合超のバックテスト結果(的中率55%の意味)と、外した要素も隠さないという姿勢について。

ルール・制度

優勝マジックの仕組み ― 数字が減っていくカラクリ

マジックナンバーとは「2位が全部勝っても届かない勝ち星」の数。点灯の条件、自分が試合をしていない日にも数字が減る理由、メディアごとに1違うことがある背景まで整理します。

自力優勝と、その消滅 ― 「消滅」でも優勝の目は残る

自力優勝とは「残り全部勝てば他人の結果に関係なく優勝できる」状態。その消滅は優勝の可能性ゼロを意味しない、という混同しやすいポイントを、私自身の勘違い込みで解きほぐします。

クライマックスシリーズ(CS)の仕組み ― 1位の特権と、下剋上

2007年から続くCSの制度を整理。ファースト/ファイナルの試合形式、1位に与えられる1勝のアドバンテージ、3位からの下剋上、そしてPennant LabがCS圏内確率まで出している理由。

リーグ展望

セ・リーグの見どころ ― 6球場の個性から読む

セ・リーグ6球団を、本拠地の球場特性とチームカラーから整理。甲子園の浜風から神宮の打高、最も広いバンテリンまで。球場の個性が予測を難しくする、という書き手の本音つき。

パ・リーグの見どころ ― 投手有利の球場と、二強の壁

パ・リーグ6球団を球場特性とチームカラーから整理。ドームと投手有利球場が多くロースコアになりやすい構造、ソフトバンク・オリックスの二強、そして新球場エスコンという予測の難所。