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リーグ展望

パ・リーグの見どころ ― 投手有利の球場と、二強の壁

パ・リーグは、セと比べると投手に有利な球場が多いリーグです。そのぶん試合が締まりやすく、予測の観点でも少し性格が違ってきます。パ6球団を、球場とチームカラーから見ていきます。

ドームと、広い外野

パ・リーグは屋内ドームや広い外野の球場が多く、全体にロースコア寄りになりやすいのが特徴です。

  • みずほPayPayドーム(ソフトバンク):長打も機動力もバランスよく出せるドーム
  • 京セラドーム(オリックス):広い外野で投手有利。失点を抑えて接戦に持ち込む野球が合う
  • ベルーナドーム(西武):屋根はあるが側面が開放された珍しい構造で、気温や湿度の影響を受ける
  • ZOZOマリン(ロッテ):海からの強い浜風が打球を左右する、屈指の投手有利球場
  • 楽天モバイルパーク(楽天):東北の気候(春の冷え込み、夏の風)が試合に影響することも
  • エスコンフィールド(日本ハム):2023年開場の最新球場。パーク特性はまだ確立の途上

ロースコアになりやすいということは、1点の重みが増すということ。パの予測では、守備効率(DER)のような失点を左右する要素が、相対的に効きやすい印象があります。

長く続いた、二強の壁

近年のパ・リーグは、ソフトバンクとオリックスの二強がとにかく強力でした。オリックスが2021〜2023年に3連覇を果たし、ソフトバンクは分厚い選手層と育成システムを武器に、2024・2025年を連覇。この2チームが作る壁は、他球団にとって高いものになっています。

一方で、西武(2018・2019年連覇)のように守備と若手投手で立て直しを図るチーム、2013年に一度頂点を取った楽天、下剋上の記憶が新しいロッテ、新球場と新庄監督で観客を沸かせる日本ハムと、追いかける側の顔ぶれも面白い。球団ごとの詳細は12球団のページにあります。

予測の難所は、新しい球場

予測する側として気になっているのが、日本ハムのエスコンフィールドです。新しい球場はパーク特性のデータがまだ十分に溜まっておらず、「この球場では打球がどう出るのか」を読み切るのに時間がかかります。

こういう「まだデータが足りない部分」は、正直に言えば予測の弱点になりやすいところ。シーズンを重ねてデータが蓄積されていくと、予測の精度も少しずつ上がっていくはずで、そこは私も楽しみにしています。